市公の思考

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心と人間関係など

女性として生きるということの理不尽さ~他人軸では幸せを感じられない~

投稿日:2020年5月5日 更新日:

こんにちは!キシアコです。
1972年に男女雇用機会均等法(当時は勤労婦人福祉法)が制定・施行されて以降、近年ではジェンダーギャップの解消が叫ばれ、女性が活躍できる社会をと、各方面で取り組みがなされています。
私自身、女性として生まれ、育ち、働きながら子育てもしておりますが、選択肢がある反面、しんどいと感じることも多々ありました。
男性(あるいはLGBT)の人生を経験したことがないので、性的自認が女性、性的対象は男性として歩んできた人生の中での内容になります。
あぁ、こんなことも女性は感じているのか…と思って読んでいただけたらと思います。

女性としての成功とは

ひと昔前の職場環境

私が就職した当時(2000年代半ば)、名目上は対等とはいえ、まだまだ職場は男性社会でした。
就職して最初に言われたのは、「各自それぞれ好きな飲み物を飲むから、お茶くみはしなくていいからね」。
今まで学校で男女は平等であるという教育を受け続け、そもそも女性新入職員がお茶を入れる習慣がある、という概念すらなかった私には、近年までここはそういう風習があったのだ、ということに気が付いて衝撃を受けました。
高卒で社会のことも何もわからず就職したため、制度の建前と実態の乖離がショックだったことを覚えています。
接客に出ると、「男の人を出して」と言われることもまだありました。
そう考えると、やはり世の中は変わっていっているなぁ…と思います。

役割に求められるそれぞれの指標

さて、人には色んな面があり、それぞれが役割を持っています。
その役割には、それぞれ周りから認められる(と思われるであろう)指標があり、その指標が役割によって異なります。

たとえば。
女として男性にモテている度合いを測る指標。
社会人として活躍している度合いを測る指標。
妻として夫に愛されている度合いを測る指標。
母として優れている度合いを測る指標。

他にもたくさんあると思います。
問題は、これらの指標が同一の基準でなく、場合によっては相反するものであることがある、ということです。

仕事に熱を入れれば、家事がおろそかになるかもしれない。
母親として育児を頑張れば、その間社会に取り残されるかもしれない。
お金をたくさん稼いでも、男性に愛されないかもしれない。

不安はつきません。

女性同士のマウンティングについて

そもそも、人生は本来、人との勝負ではないため、誰かに勝った負けたと考えるのはナンセンスなのですが。
人は不安になると、自分と他人を比べて安心を得ようとしたり、優位に立ちたいと考えてしまいがちです。

あの人、モテるんだかなんだかしらないけど、男の人に色目を使って楽しようとしてる。
あの人、仕事はできるみたいだけど、女捨てててみっともない。
やっぱり女性は愛されてなんぼよ。夫がたくさん稼いできてくれるの。
やっぱり母親たるもの、子どものことが一番ね。仕事や男の人を気にしてるようじゃダメだわ。

役割が増えれば増えるほど、周りの価値観が多種多様になり、全てに対応していこうとすると身が持ちません。
そしてこれは私だけでしょうか。
女性同士だけでなく、男性からも、「やっぱり女だったら」という価値観の押し付けを、時に感じることがあるのです。

社会が求める女性の活躍とは。
満たせば満たすほど、表向きは称賛されるものの、男性から怖がられ、女性から嘲笑されるような気がする。
女性としての幸せは、男性ありきでしか考えられないのでしょうか。

女性として輝くために~優劣ではない私らしさ~

結局は、人と比べて優劣をつけることが、自分を苦しめている原因になります。
人から見て、どう思われているのか、と勝手に自分で想像していること。
ここでも出ました。他人軸です。

他人軸で生きている人は、他人にもその指標を当てはめます。
前回の記事の呪いですね。)
自分がこの部分で屈辱を感じているのだから、向こうは優越感を感じているに違いない。腹立つ!ってな具合に。

そろそろその指標を手放しましょう。
とは言いながら、なかなか難しいと思うので。

人からネガティブな評価を受けた時。
「あなたは」そう思うんですね。ま、知らんけど。と自分と切り離して考える。

自分がネガティブな評価をしてしまいそうになった時。
ある部分で「羨ましい」と感じている自分の気持ちを認めましょう。
気になるところは、自分が欲しいと思っていたり、成長したいと思っているところです。
そこに気付くことができた自分、向上心がある自分を褒めてみてください。

人と比べることで得られる評価より、自分が本当に望んでいるものを手に入れる。
それに気が付いたことで、私は女性としての生きづらさをなくすことができました。
それまでは、ほんっとうに女性ってゴールが定まってなくて辛い…と思っていたのです。
ゴールって自分で設定していいんだ。というより、ゴールってないんちゃう?
だって、どこをどこまでも進んでも大丈夫だから。

不安になったら、自分に優しくしましょうね。
どんなあなたでも、大丈夫。

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某自治体公務員。

小6から中3にかけて不登校を経験し、底辺高校を経て地方公務員へ。

こじらせた人間関係をバネに、コミュニケーションや心理学を学び、現在は所属とは別に業務改善などの活動をしています。

社会復帰の道筋や働く中での自分の在り方、楽しく生きられる方法などを発信中。

エニアグラムはタイプ6、
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