市公の思考

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公務員のお仕事

地方公務員ってどんな仕事してるの?

投稿日:2020年4月26日 更新日:

こんにちは!キシアコです。

不登校だった当時のことを思いかえしていると、どうしてもテンションが落ちてしまうので、今回は今のお仕事の話をしようと思います。
公務員って、みんな知っているようで意外と知らないお仕事じゃないですか?
私もひとことではなかなか説明し辛い仕事だと思っていますので、頑張って説明しますよー。

私は某市町村職員なので、うちの自治体での説明になりますが…。

部署によって違う

あ、結論言っちゃいました。
そうなんです。一般企業と一緒で、どこに配属されるかでやる仕事がまったく違います。
人事異動が定期的にありますので、そのたびに業務に関連する法令や仕組みを理解する必要があります。
だいたい3~5年おきくらいかな。
(どんな理由かは人によりますが、長年居座る人もいます。私はわりとこのタイプ。)
まぁ当たり前といえば当たり前なんですが、まったく関わってこなかった部署に異動すると、最初はけっこう辛いです。
年々物覚えが悪くなっていきますしね。

ただ、作成する文書の書式や公務員ルールみたいなものは共通ですし、ある一定水準の基礎的なスキルはどこの部署でも必要になります。
…実はこの公務員ルールが曲者でして。
公務員独特の言い回しとか、文書作成ルールが細かく決まっております。
一応、法令の専門部署はありますが、実際に条例や規則を作成するのはその部署の人間ではなく、その法令の関連業務を担当している部署の人間が作ります。
そりゃ法学部卒の人もいますけど、こちとら高卒で就職して、法令なんて憲法くらいしか読んだことなかったんですよ。
それでも容赦なくやらされる。
研修は受けさせてもらえます。勉強すると、法令執務も面白いんですけどね。

どんな人が向いている?

人事異動というお上の意向により、結果的に数年でその道の専門知識を勉強できることになるので、色んな仕事をしたい方に向いているのではないでしょうか。
最近はスペシャリストを養成する動きもありますので、一つの分野を突き詰めたい人にも。
ただ、以前ほどではないですが、基本的に変化を好む人は少ないです。
私みたいな、業務改善が楽しい人種は少数派。
もっと増えてもいいんだよ!

あ、コミュニケーション能力がそこそこ必要です。
住民の方とのやり取りはもちろんのこと、同僚や上司と連携して進めて行く仕事ばかりであり、ひとりで最後までする仕事はありません。
部署を越えての連携もこれから増えていくでしょうしね。
コミュニケーションの件については、また別の機会に詳しく書きたいと思います。

あとは、やっぱり奉仕の精神が多少なりともある方がいいですね。
身分が保障されている我々公務員は、全体の奉仕者として法律で義務付けられています。
我々の仕事のゴールは、住民のためになることですから。
いつ何時でも自分のことは後回しにして、とは言いませんが、人のためにも頑張れる人と一緒に働きたいなと思います。

公務員あるある

公務員あるある早く言いたい~♪
きっと思っているのは私だけではないハズです。

役場から来た通知文書について尋ねられる。

特に親から「こんなん来たんだけど~!」と言われます。
所属部署の職員以外は、一般市民と同じだけの情報しか持っていません。
うん。私もよくわからないから、その部署に直接問い合わせた方が早いよ?
父よ、あなたはデパートの靴売り場で、羽毛布団を置いている場所やおすすめのメーカーを聞くのですか?
それと同じことやってるんですよ…!

9時5時でしょ?残業なんてあるの?

9時5時じゃないし残業もあります。
我が自治体は、決められた勤務時間が8時半から17時15分まで。
通常時の業務量で人員が割り振られていますので、どうしても繁忙期は残業が発生します。
本当は残業がないようにマネジメントを行い、仕事内容を見直していくのがベストなんですが。
一番残業しているのが、人事課だという笑えない話…。

紙が多い!!

このグローバルでペーパーレスの時代に、しっかり取り残されています。
昔からするとだいぶ改善していますけれどもね。
何かを提出・決定・送付するときは、決裁を取る必要があります。
(決裁にもいろんな決まりごとがあるんですよ!)
そして、文書の種類によって保存年限が決められています。
溜まるんですよ、紙。
そして、決裁は決裁板と呼ばれるものに挟んで上司に見てもらうため、決裁権限者が1日休むと板で机の上がえらいことに。
そして決裁板が足りなくなり、誰か持ってないー?と叫ぶことに。
早く電子決裁が導入されないかなぁ…。

 

どうですか。
公務員、なりたくなってきました?(笑)
どんなお仕事もそうだと思いますが、やりがいもたくさんあります。

行政のすごいところは、施策を実施すると10年後の世の中が変わることです。
そんなことに税金使って…と最初は不満に思っていた住民も、10年後にはそれが当たり前になる。
住民の意識が変われば、自治体の在り方が変わります。
だからこそ、失敗できないし、慎重にならざるを得ないのです。
行政の腰が重たいのは、そういう理由もあったりします。

自分の仕事で世の中を変えることができるかもしれない。
実は夢があるお仕事なんですよ。

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某自治体公務員。

小6から中3にかけて不登校を経験し、底辺高校を経て地方公務員へ。

こじらせた人間関係をバネに、コミュニケーションや心理学を学び、現在は所属とは別に業務改善などの活動をしています。

社会復帰の道筋や働く中での自分の在り方、楽しく生きられる方法などを発信中。

エニアグラムはタイプ6、
MBTIはENFP。