こんにちは!キシアコです。
皆さんは子どものころ、夏休み等の課題はどのように進めていましたか?
- 毎日コツコツと取り組んで、余裕を持って終わらせる
- 夏休み終了数日前から追い込んで、ギリギリに仕上げる
大きく分けて、上記の2パターンに分かれると思います。
さて、社会で生きていく上で有利なのは…?
カメさん・アリさんタイプについて
私たちは、子どものころから嫌というほど教えられてきました。
毎日コツコツと積み重ねることの大切さ、快楽に負けず、耐え忍んだ後の幸せを。
遅くとも少しずつ前に進み、到底勝てる見込みもないはずだったウサギに勝利したカメ。
楽しそうに過ごしているキリギリスを横目に、食糧を蓄えて冬を乗り越えることができたアリ。
努力は裏切らない。だから毎日の積み重ねが大事ですよ、と、耳にタコができるくらい聞きましたよね。
毎日計画的に課題に取り組み、規則正しい生活をして、8月31日には明日から学校だなーとゆっくり過ごす。
この方々は、社会人になっても期日までに余裕を持って仕事を終わらせます。
上司としては、部下がこのタイプだと安心していられますね。
長期のスケジューリングも得意ですし、公務員は何せ報告ものが多いため、特に喜ばれるかもしれません。
弱点としては、トラブルが起きたときの初動対応が少し遅いでしょうか。
でも余裕を持って仕事をしているため、結果オーライになることが多いです。
ウサギさん・キリギリスさんタイプについて
さあ、古今東西の物語でずいぶん残念な扱いを受けてきたこのタイプ。
何を隠そう、私もこのタイプです!(バレバレでしたね)
長期休暇最終日に課題に追われていない年はありませんでした。
案の定、社会人になっても期日ギリギリに仕事を仕上げ、傍から見るとバタバタしていることが多い、
ギリギリまで何をしているんだ、と自分でも思うのですが、仕事してるんですよ。
社会人としてダメなことばかりのようですが、そんなことはありません。
楽しいこと、気になることに目が付きやすいこのタイプは、細かい問題解決が得意です。
そう、例えるなら短距離選手のように、集中すると一気に駆け抜けます。
また、ムードメーカーである人も多いため、なんだかんだと周りと協力して仕事を進めることができます。
共存の道へ~みんな違ってみんないい~
私の姉は、昔からコツコツ努力ができるカメ・アリタイプでした。
要領はあまり良くなくても、積み重ねた結果が表れ、周りのみんなから信頼されていました。
すごいなぁ、私にはできないなぁ…と思っていたのですが、ある時家族から言われます。
「そんなに集中して本を読むことは、うちではあなたくらいしかできない」と。
コツコツができないのなら、一点集中を繰り返す。
ウサギ特有の詰めの甘さを自覚して、ゴールを見据えて何回かに分けて走ったっていいじゃない。
また、今でも何かトラブルが起きると、職場の方が私を頼って相談に見えられます。
そして私に言うのです。
「どうしてそこまで首をつっこんで解決してくれるの?」
周りの方が冬の食料を蓄えてくれるのなら、私はその道が少しでも楽になるように障害物を取り除く。
そして、その道中が辛くないよう、快適な環境を提供いたしましょう。
キリギリスには、キリギリスなりの生き方があるのです。
チームで仕事をしている時は、特に人の個性の活かし方を考えます。
苦手をなくしていくのも大切だけど、長所でお互いが助け合えるのなら、それでも良いではないですか。
みんなで称えあって仕事を進めていくことができるのなら、士気も上がって素敵な仕事ができますよ。
明日から近くの人の素敵なところ、見つけてみてくださいな。